花見の後は、お約束の・・・(笑)
そのために今朝は6時半に起きて下ごしらえやら掃除やら、大忙しでした。
家にいてゲストを迎えるのなら時間に余裕がありますが、
今回は一緒にお花見をして戻るパターン。
ゲストが到着してからなるべくキッチンに立つことのないよう、
10時に家を出るまでに、全ての準備を済ませておかねばなりません。
今回は鶏好きオンナが4人揃ったので、鶏づくし(笑)
先ずは先付け。毎回食事会に登場するオードブル4種盛りプレートで。
乾杯のビールはお気に入りの銀河高原を買いそびれたので、
サッポロの「畑が見えるビール」にしてみました。
歩き倒した後だけに喉に染みます、クゥーーッ!プッハァーーー!
マグロのユッケ & 筍のバター炒めに木の芽醤油を絡めて。
わけぎとカリカリに焼いた薄揚げのぬた & 鶏肝、心臓、キンカンの時雨煮。
今日用意した飲み物はこんなカンジです。
焼酎は「黒薩摩」「花熟里(けじゅくり)、黒麹」。
日本酒は獺祭、純米吟醸50と同じく獺祭の純米吟醸にごりを。
そして残り少なくなったお手製の梅酒です。
次々瓶を開け、次はにごり酒の番。開ける時の注意書きが添えられています。
振るなとあるけど、少しは振らないと濁りが沈んだままでは?
と思ってそろそろと瓶を揺らして混ぜた後、指で押さえながらそぉーーっと栓を抜いた・・・
筈だったんですが、余りの勢いに力負けしてポンッ!ってやってしまいました(><)
あっちゃー!シュワシュワダラダラと口から噴出しているではありませんか!
もったいないっ!と慌てて親指で瓶の口を押さえたのが運の尽き。
出口を狭められて益々勢い付き、ブッシューーーッ!
キッチンからダイニングに向けて噴射してしまいました(涙)
しかしその後始末はゲストたちに任せて(笑)シェフは次の料理にとりかかります。
砂ずりと白ネギの炒め物。ニンニクと胡椒を効かせて。
軟骨の柚子胡椒炒め。
瓶に残ってた柚子胡椒を全部投入したもんで、
炒めてる時から咳は出るわ、涙は出るわ。当然仕上がりも超激辛(^^;;)
そのせいでお酒が進む進む(笑)
ここらでほっこりする物を、と蓮根饅頭など。饅頭の中には海老がたっぷり入ってます。
さて、メインは・・・黒豚バラのグリル、ネギ油ソースとフキノトウ味噌添え。
鶏づくし、と言っておきながらメインは豚かよ、ってカンジですが(笑)
クレソンの苦味が口の中をサッパリさせてくれることを期待して、ドバッと添えてみました♪
さー、そろそろ(っていうかだいぶ前から)お腹はパンパンです。
しかしココで終わる我々ではありません。
やっぱり締めはこれでしょう!
炊飯器から吹き出る湯気が、食欲に火を点けます!
京都人(今は残念なことに違いますが)でよかった~、としみじみ思う、お漬物盛り合わせ。
三千院近くにあるお気に入りのお漬物屋さんの柴漬け、青柴漬け、すぐき。
そして忘れちゃならない我が家の人気モノ、お手製ちりめん山椒。
さらに豚に添えたフキノトウ味噌も飯の友として特別参加です(^^)
炊き立てご飯にアレコレ乗せて、ああもう堪りませんがなーーーっ!
のんべ2人は更にお漬物と味噌をアテに焼酎ロックをグイグイ。
ふぅーーーー!至福のときです。
これでやっと宴も終わり・・・のワケもなく(笑)
締めの締め、スゥイーツタイムでございます。
今日はお料理に合わせて和菓子三昧♪
まずは紫野和久傳から「西湖」。蓮根と和三盆の生菓子です。
笹の葉を開けると美しく黒光りしたお餅状のお菓子が。
優しく上品な甘さ、モッチリぷるりんとした舌触りがたまりません。
次は仙太郎の季節の生菓子。
これ、実は名前を忘れちゃったんで勝手に「若草山」にさせていただきます(笑)
関係者の皆様がご覧になっておられたらお許しくださいね。
目にも鮮やかな若草色の皮の中に粒餡。桜の蕾の塩漬けが可愛いアクセントです。
洛匠の「黒蜜わらび餅」。
「草わらび餅」と両方戴いたんですが、ワタシとしてはこちらのが好みです♪
食感はプルップルのモッチモチ、黒砂糖の優しいけれどコクのある甘みが美味しい~。
最後は美玉屋の「黒みつだんご」。
これは普段から大好きで、たまに買うと一気に5本位食べちゃいます(笑)
モッチリした団子の周りに黒みつタレ。みたらし団子のタレに似てますが、
醤油味はなく、タレを葛で固めてあるので団子にボッテリと絡みます♪
これでもかとまぶしてあるきな粉は、洛匠のに比べるとひときわ色が濃い。
深煎り大豆なのでしょうか、とっても香ばしくて美味しいんです(^^)
さすがの我々もココまで来ると腹15分目、皆後ろに反って座ってます(笑)
しかしまだまだ話はつきません。
月曜から始まるであろう嫌な事アレコレも暫し忘れ、
食べ倒し飲み倒し喋り倒しの楽しい春の一日は、まだまだ続くのでした・・・